COACH(コーチ)コラム
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バッグなどの革製品で、女性なら1つは持っていたいと思うブランドに、COACH(コーチ)があります。
もともとCOACHは、1941年にアメリカのマンハッタンで、マイルスとリリアンのカーン夫妻ら6人の皮職人が集まって始めた、小さな工房でした。
そこで、当時アメリカで人気のあったスポーツである野球のグローブに目を留めます。
その質感や使えば使うほどしなやかに、手にフィットするように変わっていく素材に魅力を感じ、12個のかばんを作ったことから、今のCOACHが始まっていきました。
当初は、今のようなブランドとして女性をターゲットにした展開をしていたわけではなく、比較的高齢で高所得者層の男性の鞄を主に作っていました。
そして1962年、さらに鞄作成に力を入れていくため、COACHにボニー・カシンが入社します。
当時、ボニー・カシンはニューヨークの舞台衣装やハリウッドの映画衣装のデザインなどを手がけており、人気デザイナーでした。
彼が、ショッピングバッグの紙袋からインスピレーションを得て、カジュアルバッグ「カシン・キャリー」を発表しました。
これによりCOACHは一大ブームを引き起こし、その後もボニー・カシンのデザインが次々にヒット作を生み出していったことで、ブランドとしての位置を築いていきました。
そして再び転機がCOACHに訪れたのが、1985年です。
1981年にはニューヨークのマディソン街に初の旗艦店をオープンさせ、順調に売り上げを伸ばしていくかに見えていたCOACHですが、1985年、COACHはサラ・リー社に吸収合併されます。
しかしこのことでさらに大きく展開されることになっていき、1988年には日本に初の店舗をオープンさせました。
そして1996年、トミー・ヒルフィガーのデザイナーでもあったリード・クラッコフ氏をエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに迎え、鞄やアクセサリー、財布などの小物類に加えて、ファッションにも力を入れ始めました。
2002年には日本にも初の旗艦店をオープンさせ、現在ではハンドバッグやビジネスケース、トラベル用品などの鞄をはじめ、靴や時計、手袋、スカーフ、サングラス、ジュエリー、フレグランスも展開しています。
このようにCOACHが大きく発展してきたのも、その品質のすばらしさがあったからです。
化学薬品でコーティングすることなく、天然皮革を使い続けることで、品質や耐久性に信頼を得てきたばかりでなく、ユーザーの期待に応える機能性やスタイルも評価を得ています。
近年では、皮に変わる新素材を開発し、よりユーザーのニーズに応えるよう、研究を進めているところです。このような積極的な姿勢を持っているからこそ、今後も、COACHは世界中から愛されるブランドであり続けることでしょう。